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気づきと対話の中から | コーチング,NLP,ファシリテーションetc

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Where is the meaning ?


先日、加藤久としさんが主催する「社会構成主義をめぐるダイアログ」に参加してきました。

会は、加藤さんがサマセット・モームの言葉を紹介するところから始まりました。

If nobody spoke unless he had something to say, the human race would very soon lose the use of speech.

もし、人が言わなければならない限り話しをしないとしたら、人類はすぐに、話すことをしなくなるだろう。。。
とでも訳しますか。

それから、加藤さんの用意した17のテクストを順次読み、対話を重ねました。

その中で、特に心惹かれたのは加藤さんの以下の問いかけでした。

Where is the meaning?

おもしろいなと思ったには、普通だったら

     What is the meaning?

がテーマとなって、意味とはなんだろう? と、その正体や定義についてやっきになるところだと思うからです。

もし、誰かと誰かがコミュニケーションをして、”意味が生じた”としたら、それは、”意味が生じたと思った人のところに”意味があるのでしょう。

”意味を受け取ったと思っている人”のところに意味は生じるのであって、”受け取ったと思っていない人”のところには、いくら探しても、そこには意味は生じていないのでしょう。

「何」が主要な問いではなく、「どこ」が主要な問いであるという見方が新鮮でした。

”意味”とは、情報を発した人のところにあるのではなく、それを受け取った人のところにある。

例えば、twitterで誰かのつぶやきを見て、悲しい気持ちになったとしたら、悲しい気持ちにさせる気持ちをその発信者が持っていたというよりも、読み手が、そのメッセージを=悲しいと受け取るモードであったと思えることが最近あって、ああ、こういうことかなと思えました。
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by hangloose | 2010-07-20 22:37 | 言葉/語彙/概念

ワークショップとフラワー・アレンジメント


先日、友人たちと開催したワークショップで私は、お花担当。

ワークショップの開催が日曜日で、それも11時スタート。

日曜の朝早くに開店している花屋さんは少ないので、
Webから配達できるお花屋さんを探してたら、
アレンジメントの写真がきれい。


「お! アレンジメントなら重い思いをしないで花器を家から持ってこなくていいじゃん。 それにしよう。 それにしよう。」

素晴らしい発見をしたかのように、喜びました。



思い返してみたら、いつも生花であったり、一輪挿しであったり。

アレンジメントは始めてでした。

少し予算が余ったので、一輪挿し用にひまわりを5本つけました。


日曜日に会場のセッティング途中で、花屋さんが届けに来てくれました。


とっても素敵なアレンジメントが2つ。

ピンク系と白系のコントラストもきれいです。


受付のテーブルと、お茶菓子用のテーブルに置きました。


うーーーん

素敵なんですけどね。

なにか違うんですよね。

いつもと。


なんだろ?


きれいだけれど、何か違う........


いつも感じる、心の昂ぶりが違う。

いつもと、心の満たされ具合が違う。



いつもは、花を花瓶に生けて、

「花の向きがお客さんと目線が合うかな?」

「器とのバランスはいいかな?」

「あ、短く切り過ぎちゃった」

とか、決して満足する生け方にはならなくて、

心が動揺したりもするんだけど、心は満たされるんですね。

なぜか。


その訳はその時、わかりませんでした。

数日後、心惹かれる文章に出会い、その謎が解けました。


「キャピトル東急ホテル物語」富田昭次著、オータパブリケーションズ

にそれは、ありました。

ホテルの朝食でやっかいなのは、ゆで卵らしいです。

人によって好みが違うし、お客様が自分の好みをちゃんと言語化できるのか(自分の好みをゆで時間何分と言える人はどれくらいいる?)という問題もあります。

ホテルでの、ゆで卵の出来に対するお客さんの反応とホテルマンの考えを富田さんは次のように、まとめています。


■引用 START

「3分半とか4分半と指定されるわけですが、その日に冷蔵庫から出し

た時間によっても、できあがりの具合が微妙に違ってくるんです。お客

様のイメージしたものが100%必ずできるとは限らないのですね。」

厳しいお客様は「ゆで過ぎだ」とか「まだゆだっていない」と言う。

「外国のお客様は本当に食習慣が多彩で頑固でもありました。でも、

そういう方々に鍛えられ、教えられ、「今日はパーフェクト」だよと

言われると、すべてが報われました。本当にうれしくて仕方がありま

せんでした。」

そして、彼はこういうことの繰り返しがホテルなんだ、この中にこそ

ホテルの仕事の真髄があるんだと悟るのであった。

■引用 終了。


全てのお客様に満足されることはないとわかっていても、このホテルで
は食事に卵料理を出し続けます。


それはすごいな。

セブンイレブンのゆで卵のように、ゆで時間を規格で決めてしまえばいいのに。

バイキングのように、あらかじめゆでた卵を出して、ゆで時間を聞かなければいいのに。

効率だけを考えれば、そのような選択になりますね。

フラワーアレンジメントも、言ってみれば規格品みたいなものです。

手を加える余地がありません。


ホテルもワークショップも、効率が目的ではないわけですね。

むしろ、コミュニケーションとか、おもてなしの気持ちが目的でしょうから、むしろ、手間ひまかけたもののほうが、そこから、コミュニケーションが生まれていくでしょうね。


「今日の花いいね。ちょうど花と目線が合ったよ」とか

「今日の一輪挿しのコップ、しゃれてるね。どこで買ったの?」とか

、そんな会話がいつもはあったことを思い出しました。


効率ではなく、手間をかけることに意味がある。


私は、自分が「効率」を求めているのではなく、

「感動」や「喜び」を

求めているんだなと再確認しました。 


そして、ワークショップには、手間をかけたものがよく似合う。


これも再確認出来たことでした
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by hangloose | 2010-07-19 17:31 | ファシリテーション

ALIA


ALIA ( Authentic Leadership in Action )  という さまざまなコミュニティの実践家が集い、リーダーシップについてトレーニングするワークショップがカナダで行われました。

そのワークショップに参加した友人に、本をおみやげにいただき、それを読み始めています。

著者は、ALIAを10年間続けて来られたSusan Szpakowski 女史。
本の中に描かれている素敵な墨絵は、Barbara Bash 女史の作品。

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リーダーシップを学ぶ”旅”になぞられて章(ワークショップではモジュールと言うそうです)が組み立てられていて、各章には、その段階におけるふさわしい実践手法が紹介されています。

本の構成としては
 Arriving
    1.Place
    2.Framing
    3.Attention
    4.Alignment
 Embarking
    5.Just Noticing, Simply Asking
    6.Relationships that Hold
    7.Designing for Emergence
 Endless journey
    8.Strategic Action
    9.Thinking Bigger
    10.Warriorship
    11.Celebration
となっています。

紹介されている手法には、
   Mindfulness Meditation
   Mindfulness Run
   Twenty-minute Dance
   Centering (by Wendy Palmer)
   Partner Centering (by Wendy Palmer)
   The World Cafe
   Dialogue interviews
   Appreciative inquiry (AI)
   Scenario Planning
   Check-in
   Circle ( by Christina Baldwin and Ann Linnea)
   Art of Hosting
   Soft Shoe Shuffle --- Deep Democracy ( by Arnold Mindell)
   Chaordic Design ( by Dee Hock , Tom Hurley )
   U process ( by C.Otto )
   Change LAB
   Human Systems Dynamics
   Raising windhorce
   Open will ( by Arawana Hayashi)
   Figure-ground Shift (by Wendy Morris)
   Awakened Heart ( Pema Chodron )
がありました。! すごい数。

瞑想系のワークに、心理系ではミンデル、ホールシステムズ・アプローチとしては、サークル、AoH、AI、ワールド・カフェ、カオディックデザイン、新しいところとしては、U理論、チェンジラボ・・・・・・・
知らないものもいっぱいあるので、興味津々。


全部で120頁くらいの小冊子ですが、
少しづつ、読み始めています。

こなれた日本語になって、紹介できるようになったら、ブログで紹介しますね。

日本からは、ここから注文出来ますが、メールで送料を確認してからのほうがいいかもしれません。
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by hangloose | 2010-07-17 22:00

リフレクティングの試み

7/4に、コーチ仲間のDUQメンバーにつきあってもらって、私の「AoH体験をふりかえる会」
を開催しました。

AoH(Art of Hosting)の体験では、いろいろと学ぶことが多かったのですが、その果実を、何かしら形にして、Harvest したいとの気持ちがあったのです。

どんなHarvestにしようかと考えていたのですが、なかなかまとまらず。

ずっと、心の中にあったのは”トム・アンデルセンのリフレクティング・プロセス”でした。
以前、体験したときに、予想外にたくさんのことに気づくことが出来て、興味がありました。

当日の進行は

 1. 私からのプレゼンテーション
    何を学んだのか?  何を感じたのか?  どんな場面が記憶に残っているか?
    どんな言葉が記憶に残っているか?

 2. リフレクティング・チームからのリフレクション
    何が伝わってきたか?  もっと聞きたいところはどこだったか?
    どんな言葉が印象的だったか?
    どんな感情が伝わってきたか?   どんなことが頭に浮かんできたか?

の2TESPにしました。 実にシンプル!。


DUQメンバーからのリフレクションとしては、全部で20くらいのTOPICSがありました。

「そうじゃないんだよ。そこはねー。 ・・・・・・・・」
「いやいや。 それはさ。 ・・・・・・」

などと、すぐに返事を言いたくなるので、それをがまんするのが大変でした。

1)伝わった部分(プレゼンした内容で、リフレクションがあった)
2)伝わらなかった部分(プレゼンしたのに、リフレクションがなかった)
3)こちらにない聞き手の関心事(プレゼンしてないのに、リフレクションがあった)
4)私のプレゼンをトリガーにして、聞き手に生まれたアイデア
などがリフレクトされてました。

整理してみると、3)と4)が量的に多かったです。
私のプレゼンテーションは起爆剤のスイッチみたいなもので、スイッチが入ったら、リフレクティングチームの各自が好きなことを勝手にしやべるわけですから、そうなります。

それはそれで、良いことだと思います。好き勝手話すことができて、リフレクティング・チームの人達も満足
したと思います。

話したいけど、話してはいけないという状況の中って、結構深く自分と対話しますね。

頭の中は刺激を受けて活性化しているのに、話し相手がいない状態だからでしょうか。

また、機会を作って、リフレクティング・プロセスのおもしろさを味わうプログラムを実施してみたいと思いました。
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by hangloose | 2010-07-10 23:45 | ファシリテーション