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どんな風に話を聞いて欲しいですか? の実習

先週は、ブリーフセラピー研究会に参加し、白木孝二先生から、ソリューション・フォーカスについていろいろと学びました。
題名が「Post-Solution-Focused Approach InsooとSteveから私が受け継いだこと 」となっており、彼らが始めたソリューション・フォーカス・アプローチをそのまま紹介するのではなくて、そこから白木先生が発展させた独自の世界があったように受け取りました。

その中で、こんな実習がありました。2人ペアになって、相手(クライアント役)にこう聞きます。

「どんな風に話したいですか? どんな風に話しを聞いて欲しいですか?」

これを、延々と15分やりました。

椅子の位置、顔の角度、視線、お互いの距離、あいずちの多さ、承認はどの程度入ったほうが良いか、etc

更に、こんな質問も織り交ぜます。

「そのように話せたら、どんな気分になるのですか?」
「そのように聞いてもらうということは、どのような意味・価値があるのですか?」

出てきます。出てきます。いっぱいネタは出てきました。

そして、あー こういうことをクライアントさんと全然確認してなかったなと痛烈に思い知らされました。

これまでのはんぐの経験でも、いろいろな人がいました。

「はんぐさん 承認はいらないよ。くすぐったいだけだから。」
「はんぐさんに 名前を呼ばれるだけで、承認された気分になる。
名前を呼ばれるっていいなー。」
「承認は要りません。背中をどんと押してください。ちゃんとしなさいと叱ってください。」
などなど。

実習で私が言ったことは
・考えるリズムがゆっくりだから、焦らせないで欲しい。
・思いつきを口に出して、それはあとで訂正するだろうから、出てきた言葉をすぐに拾ってネタにしないで欲しい。
・チャンクが大きいから、具体的にかみ砕いた考えを促す質問をして欲しい。
・適度に、承認を入れて欲しい。そこでちょっと自分にOKを出したい。
などなど。

コーチングのオリエンテーションでは、そのテーマや進め方について聞いていますが、私がどんな聞き方をすればいいかを聞くことはありませんでした。これからは、きっちりと聞きますね。

おもしろいのは、その「話し方、聞き方」を入り口に語ってもらうだけで、話しはするすると展開をしていき、どんどんとクライアントさんが自分のことを語り始めるということでした。
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by hangloose | 2007-11-23 11:46 | ブリーフ・セラピー

物語の力

9/30のCoaching2007の分科会でのこと。

パネリストの方々がコーチングの成果を語り出す。

ある人は、その成果を数字で示し、
ある人は、その成果を上司の視点から出来るだけ客観的に語る。

その人は、部下がコーチングでどのように変わっていったかを
物語で示した。

その物語は、そこにいた人の心を強く打ったと思う。

少なくとも私の心には、響くものであったし、心揺さぶられる自分をそのとき感じていた。

それは、どんなに驚くような数字を示されても感じないもの。
それは、どんなに合理的で整合性のある話をされても感じないもの。

今、改めて自分の心がどこに反応したかと思う。
その物語が私に提示したメッセージは何であったかと思う。

今までの自分を変えようと決意した人の美しさであったり
そんな彼をコーチとして接する彼の真摯な態度がもたらす清らかさ
であったかもしれない。

なぜだろう。
当たり前のようで、不思議だけど。
物語は多くのことを語る。

これまでの自分を作ってきた支配的な物語(ブリーフセラピーで言うドミナントストーリー)が
新たな物語(オルタナティブストーリー)に書き換えられていく時に
人の持つ強さ、可能性に心を打たれる。

物語を作る
ということがしばらくキーワードになりそうだ。
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by hangloose | 2007-10-06 23:02 | エトセトラ