清里のKEEP協会/清泉寮で二泊三日でおこなわれたArt of Hosting(AoH)で私が学んだこと、感じたことなどを書き出していきます。
第一回目は、チェックイン/チェックアウトについて
AoHの3日間、そして、その準備のための会議、また、プレイベントすべてにおいて、始まりはチェックインで始まり、終わりはチェックアウトで終わっていました。
プレイベントの準備の時も、あわただしい中で、「全員集合~。チェックインするよー~。」と声がかかります。
「この忙しい時に・・・・・・」とぶつぶつ、つぶやきながらも、みんな集まってきます。
時には、円を描くように椅子を並べ、サークルを作り、チェックインを始めます。
時には、立ったままで、サークルを作り、チェックインを始めます。
「今、何を感じているか?」
「今日は、どんな気持ちでいたいか?」
「今、心の中にあるものはなにか?」
など、ひとり一言ずつ話していきます。
終わった時には、
「今、何を感じていますか?」
「今日、どんな学びがありましたか?」
「今の気持ちは?」
などについて、ひとり一言ずつ話していきます。
今回のAoH参加者にはワークブックが配布されました。これは日本の翻訳チームが精を込めて作り上げた素晴らしいワークブックです。この中に、チェックインとチェックアウトの定義が載っていて、大変嬉しかったです。
なぜって、これまで、チェックイン/チェックアウトをきちんと定義した言葉に出会っておらず、人から「こんな感じだよ」と教わっただけでしたので、正しくはどういうものかと不安だったからです。
チェックイン/Check in ・・・・・・ 人々が本当にその場に存在し、ミーティングの目的を思い出すことを助けるためのミーティングの始め方。多くの場合、短くても全員の声を聞く。
チェックアウト/Check out ・・・・・・・ この場を去る時に、ここで学んだことや心に残っていること、頭に残っていることについてコメントする機会を各人に与えるミーティングの終わり方。
このように定義されていました。
きっとこの言葉は、ホテルのチェックイン/チェックアウトをイメージして使われてきたのかな?と想いますがいかがなものでようか?
チェックインをすることで、各自がこの場に”焦点”を合わせることが出来、メンバーの波動がひとつにまとまるような気がします。
体調の良い人、そうでない人、あわててかけつけて来た人、そうでない人、気がかりなことがある人、そうでない人・・・・・・さまざまなコンディションに人はそれぞれいます。
自分のコンディションや自分の気持ち、ここまでに至った道のりなどを振り返り、言葉にすることで、これから始まるものへの受け入れ体制が自分の中に発生していたように感じました。
また、メンバー各自が今、どのような状態にいるのか、どんな気持ちでいるかを理解することが容易になるのも、忘れてはならない大きな効用です。